NHK連続テレビ小説『あさが来た』の今日2016年2月20日放送の120話では、あさがラサール石井さんに刺されました。

 

www.nhk.or.jp

 

あさが刺された!

ヒロインの白岡あさ(波留)が、前回118話のラストで、ラサール石井さん演じる萬谷与左衛門(よろずや・よざえもん)に刺されました。あさは娘の千代(小芝風花)とはやはり口論になってしまい、上手くいっておらず、そのときもあさが娘とのわだかまりを解消しようと千代を外で待っていて、もう一度話をしていたところでした。

千代はあさを突き放して場を立ち去ろうとしたところ、突然、千代の背後の、それまであさがいたであろう場所から何かが地面に落ちる音がしました。千代が振り返り見ると、そこにはあさが地面に伏していて、その向こうには何者かが持っていた包丁を捨てて逃げ去る姿がありました。それがラサール石井さん萬谷でした。

ラサール石井さん萬谷は、これまで何度かあさたちの「加野銀行」へやって来て金を借りようとしていました。元々はあさの義父である先代当主白岡正吉の知人で、江戸から明治への時代の変化についていけずに没落しています。酒で酔っ払った状態で銀行にやって来て、担保もないのに銀行から金を借りようと頼み込んでいます。昔馴染みなのだからいいだろ、と。加野銀行からは「えんま紙」(ブラックリスト)に書き込まれる始末です。

118話であさを刺す前にも、ラサール石井さん萬谷は加野銀行へ金を借りに現れており、あさの夫の新次郎(玉木宏)の怒りを買って追い出されていました。あさに対して的はずれな悪口を言ったことと、女性行員に手を出したことが、あのいつも穏やかな新次郎を怒らせたようでした。

 

皆さんの演技が素晴らしかった

あさが倒れ、病院に運ばれました。手術は成功したものの、出血量が多く予断を許さない状況に陥っています。危篤です。万が一の事態のために親しい人たちにこのことを知らせることを医者から勧められていました。

あさの姉「はつ(宮崎あおい)」のいる眉山家に電報が届けられます。「アサキトク(あさ危篤)」の文字を読み、膝から床に崩れ落ちるはつ。それを目にしてはつを支える眉山惣兵衛(柄本佑)。このときのはつの演技が良かったですね。特別長台詞を吐くシーンではありませんでしたが、血の気が引いている感じがよく出ていたように見ていて感じました。

また、意識が戻ることなく床で眠り続けるあさに、娘の千代が母親に意識を取り戻してもらおうと、必死に手足をさすって看病をしていたときも良かったです。千代は新次郎に対して「お父ちゃん、うちな、お母ちゃんいうのは一生死なへん人や思ってました」「お母ちゃん、死んだらどうしよう。もし、このままお母ちゃん死んだら……」と言い、泣き崩れた演技が素晴らしすぎて、もらい泣きしそうになりました。確かに、私も子供の頃は親が死ぬだなんて考えたことがなかったです。

白岡千代を演じている役者さんは小芝風花さんです。覚えておいて損はない名前です。

118話もそうでしたが、119話の玉木宏さんの演技も良かったですね。私の中では『ウォーターボーイズ』や『のだめカンタービレ』の印象が強い方でしたが、『あさが来た』のおかげで印象が変わりました。

 

おわりに

あさが人に刺され倒れたという報は全国に届いています。117話であさが東京へ出向いて会った「大隈重信(高橋英樹)」や、その妻の「綾子(松坂慶子)」にも報は届いていて、大隈はあさの回復を願うと共に、女子の大学校を設立するあさたちの志を国を挙げて支援することを誓う書面を綴っていました。

「成澤泉(瀬戸康史)」ももちろん知っていて、加野銀行にまで足を運んでいました。しかし、「へぇさん」こと「山崎平十郎(辻本茂雄)」から「元はといえばあんたのせいやろ!」と怒鳴られていましたね。

東京では大隈たち多くの人から賛同を得た女子大学校設立の構想でしたが、大阪では受け入れてもらえていませんで、顧客からは加野銀行の儲けを女子教育のために回しているのではないかと、悪い噂が立っており、銀行にも多くの客が押し寄せていました。取引を止めようと。そんなことがあって、へぇさんは成澤に対して良く思っていません。

いやぁ、兎にも角にも小芝風花さんですよ。本当に良い役者さんです。ヒロインは誰なのかわからなくなるほど。小芝さんは実写版『魔女の宅急便』で映画デビューをしている方なんですね。魔女宅も観てみたくなりました。

そうそう、大事なことを書き忘れていましたが、あさは最後に目を覚ましています。次週予告を見ると、千代にも恋の話が出てきそうですね。

 

dysdis.hatenablog.com